こんにちは、YUKIです。
今日は僕がヨガの師匠から教わった
「ヨガインストラクターとして働くこと」についてお話ししようと思います。
ヨガに惑わされるな
僕にヨガを教えてくれた
尊敬できるヨガの師匠が2人います。
1人は
「YOGA is Fuck」
そしてもう1人は
「ヨガはただの茶番」
と言っていて、
一見すると言葉自体は乱暴にも思えますが、
僕はその深い思いやりと情熱をもったその言葉に
とても感動しました。
ヨガを学んでいくと、深く学べば学ぶほど
インストラクター自身が迷子になってしまい
結局自分は何がしたいんだっけ?状態に
陥ってしまうことが多々あります。
僕のヨガの師匠はそれを見通して
「YOGA is Fuck」
「ヨガはただの茶番」
つまり、ヨガに惑わされてはいけないよと
このような言葉を送ってくれたのだと思います。
言ってはいけない真実
ヨガと関係の近いアーユルヴェーダでは
ピッタやカパ、ヴァータなど色々とありますが
僕はそれらをとても大雑把に
古くから伝わる占いの一種
またはファンタジーとして
捉えています。
女性は比較的占いが好きな方が多いですが
男性はあまり多くありません。
いわゆる科学的根拠やエビデンスの薄いものには
興味を持ちづらいのです。
しかし、そのエビデンスうんぬんを
占いを信じている人に面と向かって言えば
嫌われることもまた事実。
夢の国ディズニーランドで
ミッキーを渋谷によくいる
ドブネズミと一緒だと言えば嫌われますし
クリスマスを楽しみにしている子供たちに
サンタクロースはあなたのご両親ですよ、と言えば
一瞬にして世界を敵にまわすでしょう。
ヨガの世界も実はファンタジー
というように
実はヨガの世界もファンタジーであり
プロレスであり、茶番であり、エンタメでもあるのです。
そして、僕が思うヨガ業界の残念な点
惜しい点はここに関係しています。
心身が一時的に弱ってしまっている方々を集めて
インストラクター希望者たちにファンタジーを見せつけ
歯触りの良い言葉たちだけを並べ
そのままどっぷりと
その世界に浸からせ続けてしまっています。
それがディズニーランドに遊びにきた観光客であるなら
まったく問題はないでしょう。
しかし、それがディズニーで働く
キャストの養成校であるなら、別問題です。
プロのヨガインストラクターとして働くということ
プロである以上、
まずは自分自身がファンタジーの世界を
よく理解し、よく勉強し、
そしてまた、うまく利用しなければいけません。
ヨガ界のファンタジーではよく
「お金を稼ぐことは悪」とされることが多いですが
そこから抜け出すことができなければ
あとで困るのはその人自身です。
ですので
その人のことを本当に思うのであれば
ファンタジーの世界を一度正面から破壊し
プロとしてお金を稼ぐためのヨガ
つまり、ヨガ講師として売れるための努力や
行動に寄り添ってあげることこそが
真にその人のためになることだと僕は考えています。
ただ、それを教えてくれるヨガの先生は
なかなか見つかりません。
なぜなら
そのヨガの先生たちも
自分自身がいまだファンタジーの世界に
生きているとは気がついておらず、
スタジオで一生懸命働くも
十分なお給料をもらえず
されど、ヨガはお金ではないと自分をさとし
日々、心身を酷使して自分自身が教わった
「ヨガというファンタジー」を必死にお客さんに伝えている
というような状況だからです。
日本でメンズヨガが流行らない原因
そして、日本の男性にヨガが流行らない原因も
まさにここにあるでしょう。
「ヨガが宗教っぽい」
だのなんだ言われてしまうのは
やはりそういうことなのです。
ですので
日本の男性にヨガを普及させることを目的とする
日本メンズヨガ協会が
ヨガを提供する際に気をつけているのは
極めてフィットネスに近く
けれども、独自の世界観や哲学を持ったヨガ
というものを目指しています。
それではみなさん
なますて!